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早戸川源流の名瀑巡りと蛭ヶ岳を周回登山 [山関連]

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<早戸大滝 ~幻の大滝~>
2017年8月11日 山の日
今日からお盆期間に入りましたが、外はあいにくの雨。
天候的にもロードバイクに乗れなさそうな日々が続きそうなので、今日は山の日にちなんで先月登って来た山ネタを綴ってみます
コースは丹沢山塊の最高峰:蛭ヶ岳から流れ出る早戸川源流の名瀑を巡りつつ、蛭ヶ岳もピークハントするというチョット欲張りなコースです。
今回歩いたコースのポイントについて簡単に紹介します。
★早戸川
早戸川は丹沢山塊の最高峰蛭ヶ岳や丹沢山、袖平山付近の姫次を源頭とし扇状に幾重もの沢の水を寄せ集めながら宮ヶ瀬湖まで一気に流れ落ちるという比較的急流な川で、中流部は大岩が形成するゴーロ帯が特徴的で、渓流釣りを趣味とする人の中でも特に源流志向を好む人にとても知名度が高い神奈川県内屈指の渓流です。
下流部には早戸川国際マス釣り場やリバスポット早戸など、とても人気のある管理釣り場も長年営業しており、一説によれば規模的に日本一の有料渓流釣り場とも言われています。
★早戸大滝
日本の滝100選にも選ばれている落差50mの滝です。
通称:幻の大滝
アクセスは早戸川林道魚止橋より片道約2時間弱の山歩きです。
早戸川の水量次第ですが、基本的に登山靴のみでアクセスできます。
★蛭ヶ岳(ひるがたけ)
丹沢山塊の最高峰 標高1,673m つまり神奈川県で一番高い山になります。
蛭ヶ岳までの登山道は様々なルートがありますが、最短時間で登るなら青根登山口で片道4時間30分
★原小屋沢
早戸川上流にある雷平で川は二股に別れ、右側が原小屋沢(左側は本谷沢)です。
原小屋沢は沢登りとしても有名で沢で、遡行グレード「1級上」の沢です(初心者向け)
随所に現れる滝の名称からも古来から歩かれていることがうかがえ、クラシックルートとも言われています。
原小屋沢を詰め上がれば丹沢主脈登山道の原小屋平に出ます。
★雷滝
早戸川の上流:原小屋沢にある名前の如く轟音を響かせながら流れ落ちる名瀑 落差20mの滝です。
魚止橋より雷平を経由して向かって右手方面へ流れる原小屋沢沿いの破線ルートを歩くと辿りつけます。
早戸川林道魚止橋より片道約2時間弱の山歩き
早戸川の水量次第ですが、基本的に登山靴のみでアクセスできます。
★ガータゴヤの滝
早戸川源流の沢:原小屋沢の源流部にあり、丹沢を好まれる山屋の間では結構有名なとても美しい滝です。
落差は約30m
アプローチは原小屋沢を沢登りして辿り着くのが一般的 沢装備と沢登りのスキルが必要です。
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↓赤い線が今回歩いたルートです(約半分はバリエーションルートです)
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早朝、早戸川林道を車で進み、魚止橋に車を駐車し出発です 
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早戸川沿いの道(一部区間少し危険な箇所あり)を進みます
出発から50分ほどで雷平に到着 ここは大滝沢方面(早戸大滝)と原小屋沢の分岐点です
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雷平は幽邃な山峡により、かつては鹿や野猿の楽園だったようです。
雷平より左側に流れ込む本谷沢沿いの道を歩いていくと早戸大滝に到着
「幻の大滝」といわれるのは、ここまでのアプローチの長さと滝手前の大岩により、滝全体が見ることが出来ないのが所以のようです
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滝全体を見るために釜の下まで回り込みます。
落差50m マイナスイオンたっぷりでした[晴れ]
神奈川県で名滝100選に選ばれているのは、この早戸大滝と山北町にある酒水ノ滝のみです
大滝をたっぷり鑑賞した後は、大滝新道といわれる踏み跡の道を登って行きます。
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かなりの急斜面を登ります。
この日は夏日ですでに全身汗だく...
沢靴も担いできたので、ボディブローのように体力が消耗します。
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しばらく続いた登りを終えると、丹沢山~蛭ヶ岳へと続く丹沢主脈登山道に合流
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丹沢山~塔ノ岳へ続く稜線が見えます
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まずは不動ノ峰へ登ります。
この不動ノ峰の標高は1,614m
山の名前としてはマイナーですが、実は丹沢では蛭ヶ岳に次いで2番目に高いピークなんです。
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とても暑い灼熱の道を縦走し、なんどかアップダウンを繰り返して鬼ヶ岩に到着
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↑鬼ヶ岩と蛭ヶ岳を撮影
鬼ヶ岩は蛭ヶ岳方面から眺めると鬼の角のように見えることが名前の所以のようです
空気の澄んだ5月や秋、冬に訪れるとここから富士山の眺めがとても良いです。
この付近にある鬼ヶ岩の頭というピークは先ほどの不動ノ峰に続き、丹沢で三番目の標高1,608mです。
鬼ヶ岩からは少し下り、再び蛭ヶ岳へ続く最後の登り
夏の丹沢らしく緑が綺麗です
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ようやく蛭ヶ岳に到着
少し前に霧が出て来て視界は真っ白...
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蛭ヶ岳は標高1,673m 神奈川県で一番高い場所です。
個人的には通算8度目の登頂となります。
山頂で昼飯を食べてから姫次方面へ続く登山道を下っていきます
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しばらく下ってから又兵衛沢という涸れた沢に入ります(バリルートです)
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こちらもテクテクとくだります
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やがて、原小屋沢源流部に合流
持参した沢靴に履き替えてから原小屋沢を沢登りではなく沢下り
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原小屋沢への沢登りの経験は何度かあるものの、やはり油断禁物。
慎重にトラバースします。
そしてついに...
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ガータゴヤの滝 落差30m
丹沢では知る人ぞ知るとても綺麗な美滝です。
誰もいない滝をしばらく独占し鑑賞してから、コンパスと地形図を取り出してすぐ横の急斜面の尾根をしばらく登っていきます
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この急斜面の尾根で標高差200mほど登り返します。
かなりキツイです(笑)
しばらくすると市原新道というバリルートに合流し、再び急斜面を下っていきます
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そして再び原小屋沢まで下り、今日3つ目の名瀑へ
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雷滝[雷] 落差20m
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この日の雷滝は水量が少なく、本来の轟音とまではいきませんでした(少しだけ残念)
あとは雷平まで戻り、朝歩いて来たコースで魚止橋まで戻りました。
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早朝から日没まで約半日間掛かりましたが、この日の暑さは想定外で沢の水に何度も救われました。
たっぷり歩いて綺麗な滝の前でマイナスイオンをたっぷりと浴びれたことは良かったのですが、稜線歩きではたっぷり日差しを浴びたことは予想外でしたので、この日は熱中症一歩手前になるほどハードな山歩きとなりました(笑)
■歩行距離 23km
■累積標高 2,055m
■消費カロリー (推定)5,000Kcalオーバー

タグ:登山 沢登り
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